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コボレルコラム

【交換について】ガスコンロ&IHクッキングヒーター交換時期と選び方

作成者:
マー子

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お悩み

公開日:

様々な機能がついているガスコンロやIHクッキングヒーターが続々と登場しています。でも、そもそもうちにはどのタイプが合うのかしら?と漠然とした疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
交換時期は?大きさは?グリル機能は?
検討されているお客様にヒアリングする内容をまとめましたので、機種を絞り込む際の参考にしてください。

ガスコンロの確認

Step.1 既設ガスコンロの使用年数を確認




ビルトインガスコンロの寿命は8~10年と言われています。しかし、使い方や環境によって寿命は異なるため、それよりも早く寿命を迎えることも。赤やオレンジ色の炎が出る、ガス臭がする、火がつきにくいなど操作の不具合がありいつもと違うと感じたら修理や交換を検討しましょう。 6年以上使用している場合は交換がおすすめです。

Step.2 ガスコンロの下にオーブン、コンベックがないか確認




ガスオーブンがある場合、ビルトインガスコンロの交換はガスオーブンのメーカーに合わせる必要があります。 ガスコンロとガスオーブンは別々のメーカーでの設置ができません。

Step.3 既設のガスコンロのメーカー・型番を確認


リンナイ・パロマ・ノーリツの3社がほとんどです。

ビルトインガスコンロの型番は、本体正面のパネルや電池ケースの裏側、器具の底面等にシールが貼られていることが多いので確認してみてくださいね。 また、コンロ下にオーブンがセットで設置されてるキッチンの場合、コンロ部分のみ交換なら接続キットという部材が必要になる可能性があります。その場合には既存オーブンの型番も確認してください。

オーブンの型番は、一番下にあるサービス扉を開けると、その裏側にシールが貼られていることが多いです。

Step.4 ビルトインガスコンロに使用するガス種を確認(プロパンガスor都市ガス)


プロパンガス(LPG)・・・業者がガスが入ったボンベをご自宅まで配送し各家庭で使用します。

都市ガス(12A・13A)・・・ガス管を地面に通して供給するため、ガスボンベが不要です。

ガスコンロを検討

Step.5 交換希望メーカーの特徴を確認して検討する


リンナイ・・・万能鍋「ザ・ココット」付属モデルは様々な本格料理を楽しめると大人気。また、ニオイを専用バーナーで焼き切るスモークオフや、お手入れの味方イージークリーンなど、調理はもちろんお手入れをサポートする機能も多く搭載されています。

ノーリツ・・・お手入れのしやすさがピカイチだと定評のあるノーリツは、水に浸すと汚れが浮き上がる親水アクアコートで簡単お掃除ができると話題。日々のお手入れのしやすさは何よりの魅力ですね。

パロマ・・・安心して使用できる機能やスタイルが特徴のパロマ。コンロを消し忘れた際のあんしんモード、グリル火傷のリスクを低減できるヒートカットグリル扉など、安全を重視した機能が特長です。

 

Step.6 五徳の素材・天板カラー・材質・天板サイズ(60cmか75cm)を検討


五徳の素材もステンレスとホーローで迷われる方も多いのですが、ホーローのメリットは汚れが目立ちにくく、お手入れが簡単でステンレスに比べて価格が安いこと。ステンレスのメリットは金属なので磨いてお手入れができ、見た目が綺麗で高級感があるところですが、どうしてもバーナーによる変色は目立ちます。

ビルトインガスコンロの天板にはガラス、ホーロー、アルミトップ、ステンレス、他にも様々な素材があり、特徴が異なります。 同じシリーズ内で天板の種類を選択することが難しいので、あらかじめ、デザイン、素材の特徴、価格など、何を一番重視するかを決めてから選ぶと選びやすいです。ライフホームで人気の交換商品で多いのはガラストッププレートです。

ガラストップの素材はホーローに比べ、焦げつきにくく、煮こぼれや油はねなどの汚れを取りのぞきやすいのでお手入れがラクな点で人気。見た目も高級感と清潔感があります。親水アクアコート塗装のガラスを採用しているノーリツのコンロは、こびりついた汚れを水の力で落としやすく、毎日のお手入れをラクにしてくれると大人気です。

(参考:ノーリツ コンロのお手入れ性“煮こぼれ、焦げつき、油汚れも”簡単お手入れ)

(参考:ノーリツ コンロのお手入れ性“煮こぼれ、焦げつき、油汚れも”簡単お手入れ)



また、ガスコンロの天板は60cmと75cmの2サイズがあります。本体の幅は同じなので、60cmから75cmへの交換、75cmから60cmへの交換も可能です。


Step.7 交換後のガスコンロに欲しい機能を確認・検討


◾︎お手入れのしやすさについて
どうしても汚れてしまうトッププレートですが、各社独自の技術により汚れを取りのぞきやすく工夫されています。ただし同じメーカーでも特徴は商品やグレードによって違うので、じっくり比較してくださいね。







◾︎安全性について
機器本体が地震の揺れを感知すると自動消火したり、鍋底の温度を見張り調理油が危険温度になる前に自動消火したり、安心の機能も続々登場しています。1分間鍋がのっていないと自動消火する機能、煮こぼれや風などで万一火が消えても自動でガスを止めるなど、消し忘れをしっかり防止してくれる機能も注目されています。

 
最近よく聞くSiセンサーって何?


Siセンサーとは、新しいビルトインガスコンロに搭載されている、鍋底の温度を感知する「温度センサー」と、立消えを防止する「炎検知センサー」のことです。これらのセンサーが、鍋底の異常な温度上昇や、ガス漏れを見張って、コンロが原因で起こる火災を防止します。
Siセンサーは、安全面だけでなく調理面でも大活躍!バーナー中央にある温度センサーは、鍋底の温度を計ることができます。 その特性は、安全機能だけでなく便利な調理機能にも活かされています。 3つの調理機能は、新しいビルトインガスコンロのほとんどの機種に搭載されているものです。 Siセンサーの搭載により、コンロは「安全」かつ「便利」なものになりました。




 

◾︎グリルの機能
近年ビルトインガスコンロのグリル調理性能が上がり、料理の幅や手軽さがぐんとUPしています。グリルに水を張る必要がないものや、両面焼きの機能を搭載しているガスコンロが当たり前の時代に。調理の手間を軽減するとともに、安全にも配慮した設計なので安心してグリル調理を楽しむことができます。



水あり・なし


従来のビルトインガスコンロのグリルは、必ず水を張って使用するタイプでしたが、最近は水を張る必要がなく焼き網の上に食材を乗せるだけでOKな水なしタイプがスタンダードです。使用後もお手入れが楽なのでグリルの使用頻度が上がったとの声も多くあります。




 
片面焼き・両面焼き


グリルのバーナーは上からのバーナーで焼く片面焼きの時代から、上下からのバーナーで焼く両面焼きに進化しました。焼き時間が短縮されるのも嬉しいポイントですが、加熱しすぎると硬くなりやすい魚や肉に一気に火をいれることができてふっくら美味しく仕上げることができるのでお料理のクオリティもアップ間違いなし。




Step.8 グリルの自動調理機能は必要か検討



グリルでの調理は便利なようで、火加減がわかり辛く苦手な方も多いのですが、その点を解決してくれるのが今話題の自動調理機能(オートグリル機能)です。シニアの方からよく聞くお声として「機能が増えると難しい、ややこしい、覚えられない」がありますが、実際お使いの方に聞くと、簡単で上手に調理できて夢のようだ!と感動されています。さらに専用鍋を使うと簡単に本格料理が作れてしまうので、難しそうなメニューも我が家の定番メニューにできそうですね。



Step.9 価格帯を踏まえトータルで検討する


価格も踏まえ機能や特徴を比べて、生活に最適なガスコンロを検討しましょう。

IHクッキングヒーターの確認

Step.1 既設のIHの使用年数を確認しましょう



IHクッキングヒーターの寿命・耐用年数というのは一般的に10~15年程度だといわれています。 もちろん、この年数はあくまでも目安であって、使用頻度や使用状況によっても差は生じます。

Step.2 既設IHのメーカー・型番を確認しましょう


パナソニック・三菱・日立の3社がほとんどです。型番は天板に書いてあることが多いです。



 

Step.3 IHの下に電気オーブンが設置されているか確認しましょう


電気オーブンが付いている場合、ビルトインIHクッキングヒーターの交換は、基本どのメーカーでも交換可能。しかし既存オーブンのタイプによっては、別々のメーカーで設置ができない場合もたまにあるので、注文の際にメーカー・型番の確認をしましょう。電気オーブンを撤去して収納スペースにしてしまうことも可能です。

Step.4 ビルトインIHに使用する電源の確認しましょう(100Vか200Vか)


家庭で使用する電気機器の電圧は100Vと200Vがあります。 現在ビルトインタイプのIHをご利用している場合は、200Vの電気配線がされているため準備する必要はありませんが、ガスコンロからの交換や電気オーブンを新しく設置したい方は、200Vの電源配線が新たに必要となります。

IHクッキングヒーターの検討

Step.5 交換希望メーカーの特長を検討する


Panasonic・・・光火力センサーですばやく温度検知をして、ムダな消費力をカットするエコナビが人気のポイント。簡単にお料理ができる「ラクッキングリル」はお料理好きだけど忙しい方におすすめ。

MITSUBISHI・・・「対流煮込み加熱」や、IHグリルに重子レンジ機能を搭載した「レンジグリル」、鍋の形のサイズに合わせて加熱の範囲を変えるなど、さすが三菱。技術の光る機能が満載。とはいえ操作はしやすく直感的に使えるところが人気。

HITACHI・・・大火力ヒーターが料理の幅を広げてくれるので本格的な料理ができると根強い人気を誇る日立。グリルには、上下の交互に加熱し、ふっくら焼き上げるのでこだわり料理の味方。

Step.6 サイズ・カラーの確認・検討する


IHクッキングヒーターの天板は60cm幅と75cm幅の2種類があります。 本体の幅は同じ幅で作られているので、天板に余裕があれば60cm幅から75cm幅への交換が可能です。逆に天板はもう少し小さくして作業スペースを広く使いたいという方も、75cm幅から60cm幅への交換が可能です。



◼︎◼︎◼︎シルバー系◼︎◼︎◼︎
シルバーやグレーのトッププレートは、基本どのメーカーからも発売されていつ定番カラー。どんなキッチンカウンターにも合わせやすく、調理中の油や汁などの汚れ、焦げ付き汚れが目立ちにくいので定番カラーとなって人気があります。



◻︎◻︎◻︎ホワイト系◻︎◻︎◻︎
ホワイトのトッププレートは、鏡面の光沢も相まってキッチンが明るくなります。油や汁、焦げ付き汚れなどが目立つため、天板をさっと拭きとりお手入れしやすいことに魅力を感じる方もいらっしゃいます。綺麗をキープしたい方に人気です。



◼︎◼︎◼︎ブラック系◼︎◼︎◼︎
ブラックの天板は、加熱中の赤いリングサインや、操作パネルの文字が見やすいため、一番操作性が良いと感じます。さらに、油や汁、焦げ付き汚れが目立たないため選ばれる方も。キッチンが暗くなるということはなく、引き締まる印象です。

Step.7 ヒーターの性能を検討する


ヒーターは、「鉄・ステンレス対応」「オールメタル対応」「ラジエントヒーター」の3つの種類があり、 それぞれ火力や使用できる鍋が違います。それぞれヒーターに特徴があるので、使える鍋や調理の目的に応じて選びましょう。
鍋の材質によって火力感が変わります。鉄・ホーロー ステンレス 多層鍋 アルミ・銅の順に弱くなります。アルミ・銅は、鉄に比べ、火力「7・8」で約10~ 15%弱くなります。様子を見なが ら調理してください。(参考:Panasonicカタログ)








※ラジエントヒーターとは、焼き網を使ったり、アルミ、ガラス、土鍋といった金属以外の鍋を使うことができます。ただし、火力が~約1.5kwと、ガスコンロの中火程度の火力になるため、大きな鍋や強い火力で調理したい料理には不向きです。そのため3口IHクッキングヒーターの3つめのヒーターとして、予備的に設定されていることが多いヒーターです。


Step.8 操作部は天板か正面どちらが良いか検討する


IHクッキングヒーターは、ヒーターの操作部が天面(トッププレート面)についているので、見やすく、サイドをのぞき込まずに操作できます。腰をかがめずに操作ができるので、シニアの方でも安心安全で使いやすいと評判です。操作部分も、トッププレートと同じガラス素材の液晶になっているガラスタッチ式になります。でも使用感の好みで以前お使いになっていたものと同じような、手ごたえのあるスイッチになっているような正面を開いてスイッチ操作するタイプを選択される方も多くいらっしゃいます。



Step.9 グリル機能が必要か検討する


Panasonic調理例
しばらく前までは、IHクッキングヒーターのグリルといえば、狭い庫内に、食材がパサつくなど、あまり性能がよくありませんでしたが、今やIHヒーターのグリルも進化し、3口IHなら水なし両面自動焼きは当たり前、電気で動いているからこそ、温度管理の機能が充実し、各段に機能が増えています。グリルでの料理を楽しみたいなら、オーブン機能付きや庫内で鍋が使えるかどうか要チェックです。 



PanasonicIHクッキングヒーターAシリーズを中心にした機能例(参考:Panasonicカタログ)

PanasonicIHクッキングヒーターAシリーズを中心にした機能例(参考:Panasonicカタログ)


Step.10 価格帯を踏まえトータルで検討する


IHのグレードにより、10万円近く金額が変わることがあります。じっくり検討してくださいね。

さいごに

新しいビルトインガスコンロやIHクッキングヒーターには、上記以外にもさまざまな便利で使いやすい機能があります。 既存の機器によっては、ご希望の商品への交換に対応していない機器もありますので、 安全に注文・交換できるようにお手伝いします。


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